ノルウェイの森

Anh Hung Tran(トラン・アン・ユン ）
Norwegian Wood
(ノルウェイの森 ）
Production year ：2010年
Production countｒy ：日
Appreciation daｙ ：2010.12


最近、映画観てない。
やりたいことがいっぱいありすぎて時間が足りない。


でも待望の「ノルウェイの森」映画化ということで観にいってきました。
立派な映画評論はできないんで感じたことを。

これから観るのに邪魔になるようなネタバレはないかと思いますが・・・

基本的に映画は小説を超えることは難しいと思う。
たった2時間でまともに小説のストーリー再現なんて無理だ。
この映画もストーリーとしては小説を読んでいたら、あまりのテンポの速さにビックリすると思う。小説を読んでなかったら・・・　多分理解しにくいんじゃないかな。


でも「ノルウェイの森」の持つ独特の世界観は見せてもらえたように思う。
ファッションや家具なんかも60年代後半から70年代のモノを徹底的に使っていたし、その時代が好きな僕にはそれだけでも観る価値があった。
苦労して当時の古着を探し回ったんだろうなとか、でも出演者の服はほとんど着回しがないし実は結構楽しんで古着探しやってたのかなとか、それだけでも昔フリマで歩き回ってた自分を思い出して懐かしかった。

今から15年ほど前、僕はホントこの映画に出てくるようなファッションをしてて、今はだんだんそれなりの年相応のファッションになってきてるけど、やっぱり僕らの時代で言う古着が好きだと改めて思った。
やっぱりカッコイイ。
でも今この年でそのファッションはまた難しいんだけど。


もう一回小説読み直して、またゆっくりと観てみたい。
毎回読むたびに激しく精神を揺さぶられるんで、だいぶ先になると思いますが。