渡辺 力         リキ ロースツール
date :1965年
material :ダンボール
manufacturer / client : METROCS(メトロクス) /Japan
2010.9

日本の巨匠 渡辺力のスツール。


スツールは使いづらい、どうせなら背もたれが欲しいというイメージだったけど
ソファの足置きとして、ちょっとしたサイドテーブルとして、玄関での靴の脱ぎ履き用としてと
実は用途が広いことに気づいたのは結構最近。

このリキスツールは玄関で活躍してます。
今までいろんなモノを玄関スツールとして使ってたけど、軽くて圧迫感もなく床を傷つける
ことも無いこのリキスツールに勝るモノはなかった。
邪魔なときは軽く蹴飛ばせるし。


そして、だからかこれは実は2代目。
2年ぐらい前に1代目が我が家に来て愛用してたんだけど、こんなぼろぼろになったんで
また購入しました。

ダンボールなだけあって水気に弱かった。

45年前にデザインされたモノがいまだ生産されている理由が分かる。
これだけモノが溢れてる中で同じモノを2回購入する確立なんてそうない。
安いし、カラバリの多さも重要。
また手に入れる楽しみがある。


僕は基本的に一つのモノを使い込んで、愛着が高まったり、経年変化を楽しんだり
することが好きだけど、こういう楽しみ方もあるんだと思った。



箱も中からこんなスツールが出てくるとは思えない感じがイイ。
プレゼントなんかにもいいかも。