インゴ･マウラーのUten.Silo

Ingo Maurer & Dorothee Becker（インゴ・マウラー&ドロシー・ベッカー）
Uten.Silo（ウーテンシロ）
date ：1969年～74年
material ：プラスチック
manufacturer / client ：Design M /West－Germany　
2010.9



念願のウーテンシロを手に入れてはや1年。
玄関に取り付けたので、毎日目にするけどまだまだドキドキさせてくれるモノです。

とても作られてから40年ぐらい経ったモノとは思えないクオリティ。
1974年のオイルショック時に生産が打ち切られたそうで、今は無き西ドイツ製というところもそそられる。
このDesign Mがオリジナルの証。
ヴィトラから復刻されている現行品もクオリティが非常に高いけど。

これはインゴ･マウラーが設立したデザインＭで奥様のドロシー・ベッカーがデザインしたモノらしい。
我が家ではフックに吊ってます。




ウーテンシロの素晴らしさは適当にモノを突っ込んでも、なんでもないモノを突っ込んでも雰囲気を持った空間になること。
そして今までは家の鍵、バイクの鍵、腕時計なんかを出かける前いっつも探してたんだけど、ウーテンシロに入れるようになってからはそのイライラの時間が無くなった。

時間をもし買うことができたら30分1,000円ぐらいだと思う。
大体の感覚だけど、乗り物なんかで30分短縮するには1,000円ぐらい高くなることが多いから。

そう考えると、週に30分ぐらい探し物をしたとしたら月に4,000円、1年で48,000円の損失なんで、ウーテンシロを購入しても1年もたたないうちに元がとれます。
しかも見るだけで幸せになるデザイン。

得した気分。