【15年後】エンツォ・マリのシルクスクリーン(シルクスクリーンプリント) [オブジェ]




Enzo Mari(エンツォ・マリ)シルクスクリーンポスター
TRE LA MELA LA PERA(りんごと洋梨)
date :1963年
material :シルクスクリーン
size. :約780×1120
manufacturer / client :DANESE(ダネーゼ) /Italy
入手日:2005年頃


ちょっと空間とお金の関係を考えてみた。

家は部屋の広さによって家賃が違う。当たり前だけど、同条件なら広い方が高い。
そして一般的には狭いより広い方がいい。
けれどモノがぱんぱんに溢れていた3LDKから、ひたすら断捨離して1LDKに引越しして思った。
全然問題なく住める。
まぁ元々が、夫婦2人にしては広すぎたんだけど。

我が家の場合は、家具の占める割合が多かったけれど、なくても困らないモノが多数だったと思う。
オモイがいっぱいあって手放せなかっただけで、使っていなかったモノも多数あった。
転勤がなかったら一生持っていたかもしれないけど、断捨離してみて、手放すことで見えてくることもあった。

本当に必要なモノ=使う頻度が高いモノという定義が成り立つと思った。

必要だけど極端に使う頻度が低いモノは、レンタルで対応できたりもする。
例えば我が家では、大きいスーツケースはレンタルしている。
年に1回も行かない海外旅行の時ぐらいしか使わないので、長期的に見るとコストパフォーマンスはいい。




これが、仮にスーツケースを2つ持っていたら、今の家では置く場所がない。ほんとに。
そういったことが積み重なって、自分の空間はお金で手に入れているんだと、改めて思った。

そのモノは、その空間を占めるだけの価値があるのか。
それを意識していきたい。

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前置き長くなりましたが、空間の負担には、ほとんどならない大きいモノもある。
例えば、このエンツォ・マリのシルクスクリーンポスター。
場所を取らないのに、壁にセットすることで一気に雰囲気が変わる。

エンツォ・マリはもうあらゆるデザイナーの中で一番好きな人。
デザインも生き方も。

手に入れたのは15年ぐらい前。
毎日目に入るところにあるけれど、全く飽きない。
モノトーンだからかな。

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でも額にも入れず、結構雑に扱っていて、前の家だと廊下に飾っていたので、何かものが当たったり、爪で引っ掻いてしまったりで傷だらけ。


だけどシルクスクリーンなので破れてはいない。傷も遠目には分からない。
良いモノだと、しみじみ思う。
もう一つ緑の洋梨も、まだ我が家にある。こちらについてはまた。過去記事はこちら

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額に入れた方がいいとは思うんだけど、なかなかこのサイズの額がなくて、あっても高くて、我が家ではカーテンレールにこんな感じで吊るしています。
壁に画鋲等が刺さるなら、この半透明のプラスチックフック部分の穴に画鋲を刺すだけなので簡単。
この黒いフレームと半透明のフックは購入時についているはずなので、お金をかけて丁寧に額に入れなくても15年は使えます!

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裏から見るとこんなやつ。
すごい簡易なレールとフックだけど、軽いので十分に支えることができます。

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壁にかけるだけで、部屋の雰囲気がグッとしまる。
そして邪魔もしない。飽きない。


エンツォ・マリが10年前に日本に来た時、会うことができた。
これはモノには変えられない。
まだご存命なのだろうか。今88歳になるはず。
また会いたいな。

発売して60年近く経っても、まだ販売されています。
正規取扱店はこちら。









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