ドリップケトルはハリオの粕谷モデルをおすすめする3つの理由 [食器]

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この記事は食器や家具等さまざまなものにこだわりを持ち続けてきて、こだわりのモノに対して1千万円以上使ってきた筆者が、気に入ったモノを紹介する記事です。

コーヒーを自宅で淹れることができるようになりたい。
コーヒーメーカーでオートマチックに淹れるのではなく、ハンドドリップで淹れるてていねいな暮らしがしたい。
等、コーヒーに興味を持ちはじめた人はぜひ読んでみてください。

もちろんヘビーユーザーで2代目、3代目のドリップケトルをお探しの方にもおすすめです。
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◆ドリップケトルの簡単な選択方法
ドリップケトルは大きく分けて4種類あります。

・直火かIHか電気で沸かすか、沸かしたお湯を移して使うタイプかです。
 特に電気で温度も設定できるタイプは便利ですが、価格も高くなります。

・注ぎ口が根本から一定の細さであるかどうか。
 根本から細さが変わらない形状だと湯量が一定に出るので、特に初心者は湯量をコントロールしやすいです。
 逆に注ぎ口の根元が太いタイプのドリップケトルは上級者向けとも言えるでしょう。

◆おすすめするドリップケトルは、ハリオの粕谷モデル
そもそも粕谷哲さんとは?
WORLD BREWERS CUP2016年度優勝者というコーヒーを極めた人です。
日本人初の優勝者というだけでなく、アジア人初だそうです。
この粕谷さんが、ハリオに何度も何度も無理を言い、サンプルを作ってもらい、サイズ感、重さ、注ぎやすさにこだわった商品なので、期待ができますね。
粕谷さんのサイトはこちら

◆ドリップケトルはハリオの粕谷モデルをおすすめする3つの理由
それではハリオの粕谷モデルについて解説します。
まず先述した簡単な選択方法で選ぶと、お湯に移すタイプの注ぎ口から根元まで一定の細さのものになります。
なんといっても圧倒的なシンプルさ。ドリップだけに集中し、その他の要素を削ぎ落としたデザインです。

①ドリップケトルとしてだけの機能に集中しているからおすすめ

フタがないので水切れが良く、洗った後も逆さまにしておいておくだけですぐに乾きます。
また洗うのも手を淹れることができるので、簡単に洗うことができます。
フタがないことで冷めやすいというデメリットはありますが、1−2人分淹れるぐらいでは気になりませんでした。

沸かしたお湯を入れ替えるだけで95度ぐらいになります
温度は移してすぐで95度ぐらい。1分ぐらいで87度になりました
(※室温によっても変わってくるのであくまで参考です)

↓デジタルよりこんなアナログな温度計もおしゃれですね。



②コンパクトで場所を取らない

ドリップケトルもさまざまな形状や、素材があります。
コーヒーにハマればハマるほど、いろんな種類のモノを取り揃えてみたくなるものです。
こうやってこのような記事を見て調べている方なら、なおのことだと思います。

このモデルは小さく場所も取らないので、2つ目3つ目のドリップケトルとしてもおすすめです。

③価格が安い

また余計な機能を削ぎ落としているので、価格が安く抑えられています。
下記リンクは現時点(2021年12月)ですが、楽天最安です。
500mlと300mlの2つのモデルがありますが、主に2杯いれる方は500を、1杯いれる方は300をおすすめします。
筆者は500を使っていますが、このサイズぐらいの差であれば、大は小を兼ねるので500を選んでよかったです。

いかがだったでしょうか。
せっかく家で手間をかけてコーヒー時間を楽しむのなら、自分の納得したデザインや使い心地の良いモノを使ってみると、より楽しい時間が過ごせると思います。











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安藤雅信のイタリア皿 [食器]





安藤雅信 イタリアパスタ皿  IP-SS
date :?
material :白釉陶器
manufacturer / client :安藤雅信工房 /Japan
入手日         :2020年10月



安藤雅信のオランダ皿と並ぶ定番作品のイタリア皿。
これは直径約23cmのイタリアパスタ皿 IP-SSというモデル。
名前の通り、パスタによく合う。

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この歪みが見ていて、安心させられる。
手作りのやさしさが伝わってくる。
自然なモノ以外は、周りには細部まで整ったモノに囲まれていると、余計に感じる。

釉薬はマットな白。
マットなのでカトラリーが擦れる音はやや気になるぐらい。
パスタを食べる際のフォークの傷がだんだんついてきたけれど、個人的には味だと思うし全然気にならない。むしろこの経年変化が良い。
この傷は300番位のサンドペーパーで取ることも出来るみたい。
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裏から見る姿がかなり特徴的。
表向きスタンダードなデザインだけど、裏から見るとクセが強い。
食器で相反する2面性を感じることは、あまりない。
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安藤雅信のカップ&ソーサー(コーヒー) [食器]





安藤雅信 コーヒー カップ&ソーサー 
date :?
material :陶器+純銀
manufacturer / client :安藤雅信工房 /Japan
入手日         :2019年8月



安藤雅信のカップ&ソーサー。
銀彩シリーズ。
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こちらは先日アップした白釉のカップ&ソーサーと違って、陶器と純銀でできている。
本焼成された素地の上に純銀を上絵焼き付けしているとのこと。
なので陶器でできている以外は銀食器と同じ扱いをしなければならない。

電子レンジは使えないし、食洗機もできるだけ避けて欲しいとのこと。
黒ズミも出てくるし、少し取り扱いがめんどくさい。
でも磨けば元に戻るし,普通の陶器にはない金属質ならではの経年変化が楽しめる。

これはコーヒーというモデルで、先日アップしたカプチーノより少し大きい。
カプチーノが140〜150ccぐらいで、こっちは200ccぐらい入る。
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気分によって使い分けているけれど、大きさの違いはあまり気にならない。
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少しでも1杯を多く飲みたいという人以外は、小さいサイズでいいと思う。少しは安くなるし。
この銀彩シリーズは、小さい順に「カプチーノ」「コーヒー」「カフェオレ」「ビッグマグ」と4種類あります。

ソーサーも微妙にサイズが違います。
このカップにはこの大きさ。と試行錯誤したんだろうなと思う。
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この取っ手が、持ちやすい。
人差し指を輪の中に入れて,中指を湾曲した部分にあてて支える。
普段カップを持つ時に、どう持っているのか意識することはなかなか無いけれど、そういうことを意識しながら、おうち時間が増えた今を楽しみたい。
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安藤雅信のカップ&ソーサー(カプチーノ) ミナペルホネンコラボ [食器]




安藤雅信 カプチーノ カップ&ソーサー 
date :?
material :白釉陶器
manufacturer / client :安藤雅信工房 /Japan
入手日         :2017年7月




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安藤雅信のカップ&ソーサー。
これはカプチーノというモデルで、やや小ぶり。
なみなみと注いで140〜150ccぐらい入ります。

安藤さんの食器はどこにでも売っているわけではなく、ネットでも売り切れが多くて、チャンスがあれば欲しくなる。

これは岐阜県多治見市にある安藤さんの拠点、ギャルリ百草で手に入れた。
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ギャルリ百草にはちょっとしたカフェもあって、そこでコーヒーを頼むと、このカプチーノに淹れられて出てくる。そこで一目惚れでした。
安藤さんは、10代の終わり頃からコーヒーにはまっていたようなので、このコーヒーカップも相当、試行錯誤した作品なんだろうなと思う。

片口のような形状。
手に持つ時に、少しだけ指の負担をおさえる取っ手の形状。
取っ手が破損した時には、焼き直しも受け付けてくれているとのこと。

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たまたまミナペルホネンとのコラボカップがあって、そちらにした。
ミナペルホネンの服やアパレルとしての考え方も好き。
そのコラボだったので。
ミナの蝶々がプリントされています。

ミナペルホネンの皆川さんと、安藤さんは交友があるようで、2010年からギャルリ百草で、ミナペルホネン展を定期的に開いているそうです。
2人の共通点は、特別な日常の為の食器や服を作っている。と何かで見た記憶がある。
特別な日常。

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少し値段が張っても、使うたびに喜びを感じることができて、長く使い続けたいというオモイに応えてくれるブランドはあまり無い。
日常使いしています。おすすめ。


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安藤雅信のオランダ皿 [食器]




安藤雅信 オランダ皿 
date :2000年
material :白釉陶器
manufacturer / client :安藤雅信工房 /Japan
入手日         :2019年11月




北欧もいいけれど、日本の食器にもいいモノがたくさんある。
安藤雅信のお皿。
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直径13センチぐらいの、オランダ皿と呼ばれているモデル。
ソーサーかと思うぐらいリムが大きくて、使いにくいのかと思ったけど、意外と使える。

1997年に古道具坂田が開催したオランダ白釉陶器展で、衝撃を受けて3年かけて再現したそう。
白だけでも100種類以上作って色々試したそう。オランダ皿にはマットな白の釉薬が使われています。

オランダ展なら17世紀のデルフト白釉だったのかなぁ。デルフトの白釉だと割れてても、今やすごい価格になってる。

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上から見るとあまり分からないけれど、この横から見た時の手仕事が伝わってくるフォルムがたまらなくいい。
世にある食器と比べると決して安くはないけれど、1点1点ハンドメイドと考えたらすごく安いと思う。

2枚持っているけど、先日不注意で割ってしまった。
普通ならそこでおしまいなんだけど、このオランダ皿は違う。
デルフトもそうだけど直して使ったり、欠けたまま使っても許される感じがある。
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安藤政信氏は、欠けた状態でも美しく使えることを意識しているらしい。
白い釉薬ならその白に近い土の色を使って作っていて、割れてもあまり目立たないようにしているとのこと。

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確かに割れ部分が同じ色。
今まで割れた皿を使ったことはなかったけれど、普通に使っています。
これは偶然か分からないけれど、割れた部分も鋭利ではなく、皿洗いのときにも気にならない。

たぶん、10年後も飽きずに使っていると思う。


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タグ:食器
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ポール・ホフのコーヒーカップ&ソーサー(フルール) [食器]




Paul Hoff(ポール・ホフ) コーヒーカップ&ソーサー FLEUR (フルール)
date :1970~73年
material :陶器
manufacturer / client :Gustavsberg(グスタフスベリ) /Sweden
入手日         :2009年頃




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フルールはフランス語で「花」という意味。グスタフスベリでは有名な Emmaなどを手掛けた ポール・ホフのデザイン。
エマもフルールも女性的な雰囲気のデザインなので、勝手に女性だと思っていたけれど男性です。



動物の陶器の方が有名かも。
日本ではリサ・ラーソンが有名になり過ぎて入り込む余地がなかったかも。
なんにしてもこの人の作品もヴィンテージはいい値段しています。
こういうのって値段が下がることはないような気がする。
北欧ブームもだいぶ落ち着いてきているけれど、ヴィンテージの値段はずっと上がりっぱなしだし。
下手に株を買うより確実かもしれない。

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柄は花だけど、落ち着いたグリーンなので、あまり派手さはない。

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MADE IN SWEDENってところが購入当時は本当に魅かれてたなー。

ここ数年でコーヒーが飲めるようになって、ほぼ毎日、家で豆を挽いてコーヒーを飲んでる。
コーヒーカップの数だけ、楽しめる。
モノは使うことで、どんどん存在価値が上がる。たとえそのモノの市場価値が下がったとしても。







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リンドベリのティーカップ&ソーサー(アダムとエヴァ) [食器]




Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ) ティーカップ&ソーサー ADAM (アダム)
date :1959~74年
material :陶器
manufacturer / client :Gustavsberg(グスタフスベリ) /Sweden
入手日         :2011年頃

リンドベリデザインのティーカップ。アダム。
リンドベリの中でも人気のあるモデル。
模様を反転させて、色を赤にしたエヴァとよく並べられています。
並べることで引き立つデザイン。シンプルでいてただの色違いじゃないデザイン。こういうところがリンドベリの凄さだと思う。エヴァは持っていません…。
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エヴァは15年ぐらい前、だいぶ探したけど、当時ですらなかなか売っていなかった。たまに見つけても結構いい値段してた。手に入らないだけに憧れが強かった。
久しぶりにネットで探してみたけれど、出てきてもSOLD OUTばっかり。
どんどん入手困難になる。ヴィンテージとはそういうモノ。

それが今は復刻版が手に入る。確かヴィンテージの方の赤は、淡い頼りない色をしてた。それが良かった。
とはいえ憧れのエヴァが買える。
↓こちらがエヴァのティーカップ

ヴィンテージが好きだけど、なかなか手に入らないし、失った時のショックが大きい。
というわけで、私の持っているアダムは復刻版になります。
ヴィンテージとの違いは、カップの裏側のロゴ。
↓復刻版
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かなりバックスタンプのクオリティが…
これは確か、B品だった記憶がある。

↓ヴィンテージだとこんなバックスタンプです。
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アダムとモデル名が入っているのがいい。ただの品番とかじゃなくて。ただの用途名でもない。

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他は素人目には違いは、並べてみないと全然分からない。ヴィンテージの価値が下がってしまうんじゃないかというぐらいに。少し濃淡が違うけれど。

我が家のアダムを久しぶりにひっぱり出してみたけど、これはヴィンテージだったのか、復刻版だったのか思い出せず、見てもわからず、この本を見て復刻だと思い出した。

もうなかなか売っていなくて、古本だけど北欧食器好きな人は、持っておいて損はないと思う。

昔はヴィンテージが絶対と思ってたけれど
見ても判断できないレベルなら、こだわる必要はないと思った。
ヴィンテージで手に入れるなら、自分の知識で復刻版とは明らかに違うと理解できるモノ、そしてその違いがヴィンテージの方が良いと感じるモノを手に入れたい。
もしくは復刻版では手に入れられないモノ。

我が家のアダムは残念ながら、欠けとヒビが入っています。
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これぐらいのヒビになると、中身がすごい勢いで溢れてきます。
当然使えないので、出番もない。
でもいつか金継ぎをして修復したい。その時はこのアダムへのオモイは何倍にも増すし、使うたびに嬉しくなりそう。

復刻品は、入手時にオモイを馳せることができないけれど、このアダムもそうやって手を入れていくことで、オモイを馳せることができる。と思う。
超えられない、時の経過はどうしようもないけど。



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リンドベリのコーヒーカップ&ソーサー(リンダ) [食器]




Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ) コーヒーカップ&ソーサー Linda (リンダ)
date :1974~83年
material :陶器
manufacturer / client :Gustavsberg(グスタフスベリ) /Sweden
入手日         :2009年頃

多分2009年頃、だいぶ前に手に入れたグスタフスベリのコーヒーカップ&ソーサー。
コーヒーカップということで小さめな作り。カップの直径約7.5㎝。
コーヒー飲めなかったし、カップが小さいので何回も淹れるのも面倒であまり使う機会がなかった。
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最近コーヒーが飲めるようになって、毎日のように飲んでいると、カップによって気分が変わることに気付いた。マグカップで飲むのもいいけれど、ソーサーを使って飲むと、時間がゆっくり進んでいく。

このリンダというモデルは、グスタフスベリのデザイナー三大巨頭の1人、スティグ・リンドベリのデザイン。
リンドベリは、北欧食器としてまず一番に出てくるような、葉っぱのベルサをデザインした人。



他にもいろいろなデザインがある。有名なデザインは遊び心のあるモノが多いけれど、リンダみたいなシンプルなデザインもある。
でもリンダもよく見るとカップの口の内側にもラインが引かれていて少し変わっている。シンプルなのに。
ひとまわり大きいティーカップも存在しているそう。




ティーカップはこの本に載っていました。
北欧の食器が国ごとに掲載されていて、結構ほとんどのデザインを網羅してると思う。
よく読み返してます。

リンドベリの作品はいろんなデザインが復刻されているので、見たことがある人も多いと思う。
リンドベリは1982年に亡くなっているので、1974年にデザインされたリンダは晩年のモデル。
1983年で生産が終了しているらしいので、少なくとも37年経っています。
これは復刻されていないから、今世にあるモノは全てヴィンテージということに。
でもまだ探すと、わりと安価(と言っても5000円ぐらい)に手に入れられそうです。
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どんどんどんどん昔のモノは無くなっていくので
いつでも買えるモノよりは、なかなか出会えないモノに魅かれる。
でも本当に気に入ったものは、もし割ってしまったりしてもまた買いたいので悩ましい。
二度と手に入らないようなものを愛し過ぎてしまうと。
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ウプサラエクビィのアストラ【13年後】 [食器]




ウプサラエクビィのカップ&ソーサー。アストラ。
生産されたのは1950年代らしいので、約70年ぐらい前のモノになる。70年…



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我が家に来て13年目。過去の記事はこちらで
陶器は経年変化がないので、13年経っても何も変わらない。



more


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イッタラのヴィンテージワイングラス [食器]

Kerttu Nurminen(ケルットゥ・ヌルミネン)  Mond(モンド) ワイングラス
date :1988年
material :ガラス
manufacturer / client :iittala(イッタラ) /Finland
2011

G・Wということで、家でゴロゴロしてると損した気分。
いつもの如く予定も計画も立てていないので、近場へ。


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大阪市立東洋陶磁美術館。
企画展が「森と湖の国 フィンランド・デザイン」ということでフィンランドのガラスの歴史と作品の展示。
なかなか貴重な作品を見ることができた。
初めて存在を知った作品がいっぱい。

ほとんどはフィンランド国立ガラス美術館蔵。
フィンランドは長くスウェーデンとロシアの支配下にあって、独立後もこの両国の影響を受けたデザインがほとんどだった様子。第二次世界大戦後に奇跡的な発展を遂げたらしい。物質的ではなく精神的な豊かさを求めた結果に。
この時代のデザインはいまだに残っているモノが多いけれど、自然をモチーフとしたデザインが多い。

そんな展示してある中に数点、我が家にもあるモノがあった。
ひとつがこれ。

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イッタラのワイングラス「モンド」
今は廃盤だけど、まだネットで買えたりするようなモノ。
どういう基準で展示作品が選ばれたかは分からないけれど、美術館に展示されているモノを普段使いにしてるなんて贅沢な気分。
まぁ展示されてるのはイッタラ社製ではなくてヌータヤルヴィ社製のモノだったけど。

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魅力的な脚。

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誇りをもったフィンランド製。


他にもフェスティヴォ
アイノ・アールトのヴィンテージなど。




ゆったり鑑賞して、この日はとても天気がよかったので、そのまま歩いて梅田まで。
グランフロント大阪がオープンして人がいっぱい。

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人ごみがほんと苦手だけど、プロジェクションマッピングをやるとのことで我慢して鑑賞。


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うーん。今まで見た中ではいまいちやったかな。
ストーリーを読み取ることができなかった。

でもこういう無料でアートに触れる機会が外国みたいにもっともっと増えると、精神的に豊かな国になれると思う。
提供してくれている関わっている人たち全てに感謝をもって。


古いモノはどんどんなくなっていく…








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