YANAGI SORI(柳宗理)     
エレファントスツール

date :1954年、2004年
material :ポリプロピレン
manufacturer / client : Vitra(ヴィトラ)/Switzerland
2010.6


我が家では食器も愛用している柳宗理のスツール。
通称<象脚>というらしい。
これは1954年にデザインされたモノが、ヴィトラから2004年に再復刻されたモノ。

2001年にはトム・ディクソンがハビタから復刻したこともある。
本当によいモノは生産中止になってもどこかで誰かが復刻してしまう気がする。
時代を超えて誰かが復刻したいとオモイ、商品として復刻してしまう。
デザインした者としてはこれ以上の喜びはないんじゃないかと想う。

本当は最初のコトブキ社かハビタ社のFRP素材のエレファントが欲しいけど、値段が・・・。


エレファントスツールのこの曲線がすき。
なぜそう思うのか説明できないけど完璧という言葉があてはまる曲線だと思う。

海外では<オリエンタル・カーブ>と言って東洋人にしかよさが分からない微妙で完全なラインらしい。
最高の褒め言葉。オリエンタル・カーブ。

エレファントスツールはリプロダクト品が多いけど、このオリエンタル・カーブはなかなか模倣できない。



ちょっと大人数来客のときのホスト側の椅子としてだったり、なかなかテーブルと高さが合いにくいソファのサイドテーブルとしてだったり、高いところのモノを取るときだったり、結構活躍シーンがある。



ちびペキも座れます。
長女固まってますが。





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