BiCライターへのオモイ 生産国編 [ライター]




BiCライター
date :1973年
manufacturer / client :BiC(ビック)/France

BiC社はフランスの企業。
マルセル・ビックの手により1945年創業。文房具メーカー。
ワタシは最初ライターの会社かと思ってたけど文房具がメイン。

10何年もBiCライターを見てるといろいろオモイが生まれてきた。
ほとんど憶測だけど歴史がある。

DSCN7484.JPG
種類は大きく分けて5つ。
写真右から火打ち石式(フリント式)の通常サイズのライターが「マキシ」。
細いのが「スリム」。一番小さいのが「ミニ」。
そして電子式の「Electronic」と「スパイシーミニ」の5つ。
スパイシーミニが発売されたのはここ7、8年ぐらいだと思う。
これだけがなぜか一番高い。ノベルティとかじゃない普通ので250円ぐらい。
まぁ他のもサイズが違うのに全部同じ値段ってのも良く分からないけど。

フランスの企業だけあってフランス製。
いまや何でも中国製等でコスト削減を図る企業が多い中、フランス製にこだわり続ける
姿勢がスゴイ。
そして他にもスペイン製、USA製がある。
おそらく生産しているのはこの3カ国のみ。

形によって生産国が決まっていて、フリント式はフランス製だが電子式はスペイン製。
そしてUSA製があるけど、おそらくアメリカはライター等の安全基準が厳しく
アメリカ製には全てチャイルドガードが付いている。強く押して擦らないと火がつかず、
ちっちゃい子だと使いにくいようになってる。だから簡単に点火できる電子式のUSA製はない。
たぶん。
DSCN7477.JPG
右から3つがUSA製。一番左のモデルと違って擦るダイヤルの真ん中にガードがある。
一番右はUSA製の旧式タイプ。

チャイルドガードは普通に使うには使いにくいから、世界仕様にするわけにもいかず、
でもアメリカでしか消費できないから生産コストを考えるとアメリカ製に
ならざるをえなかったのだろうか?
そう考えていたら珍しい一品を発見。

DSCN7544.JPG
それはフランス製のチャイルドガード付き。
見えにくいけど赤い線の上に生産国が刻印してある。
一瞬フランスでもチャイルドガード仕様になったのかと思ったが、注意書を見てみると
どうやらアメリカでの販売用のよう。
もしかすると何処までもフランス製にこだわり続けついに実現したのだろうか?
なんだか嬉しくなった。

詳細知っている人がいたら教えてください。





nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:インテリア・雑貨

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。