ジョエ・コロンボの時計 [小物]

Joe Colombo (ジョエ・コロンボ)  Optic (オプティック) アラーム時計
date :1970年
material :ABS樹脂
manufacturer / client :Alessi(アレッシィ) /Italy
2011

最近の課題。行動の時間軸を自分に置かないこと。

意味が分かりにくいと思うので説明すると
例えば仕事で自分の上司を得意先の社長に会わせたくてアポイントをとるのに、まず自分の上司の日程を押さえて、得意先の社長にアポイントをとる。でも社長が忙しくて日程の返事が即答で取れず翌日に了解を頂いた。しかし上司はさまざまな案件を抱えているため、その間に他の用事の話が進みアポイントを取った日には行くことができなくなった。

自分としては上司の日程も押さえて、状況も逐一報告していても時間軸を自分に置いていたら対応できない。

常に時間は自分を中心に回っているのではなく、あらゆる人や物事と一緒に回っている。
じゃあどうするかというのはなかなか難しいけれど、時間軸を自分に置かず考え行動していたら防ぐことができることは多々ある。
僕にとっての課題。

そんな大切な時間を刻む時計。
コロンボ.JPG
これはボビーワゴンで有名なジョエ・コロンボのアラーム時計。
視認性を高めるため光が乱反射しないようにカサが深い。
秒を表す点のように見えるのはよく見ると1から60までの数字が印字されている。

これはアレッシィが1988年に復刻したモノ。
その後また生産終了となり、また復刻されているけれど、今は赤はないらしい。


コロンボ2.JPG
そして少し上向きに角度を変えて置けるようになっている。
おそらく深いカサで角度によっては視認性が低くなるのを防ぐため。
写真じゃ分かりづらい。


コロンボ3.JPG
普通に戻すとこんな感じ。


コロンボ4.JPG
バックに角度がつけてある。
手作業が入ってるんじゃないかと思うぐらい微妙な形で。

一見特に変哲の無い時計だけど、ちょっと見ただけでもコロンボのさまざまなオモイを感じる。
きっと楽しんでつくったんだろうな。

これをデザインした少し後にジョエ・コロンボは事故で無くなったらしい。
享年41歳。早すぎる。

手に入れてだいぶ経つけど電池がないままほったらかし、使わなきゃ。
アラーム音も聞いてみたいし近いうちに動かそう。


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