新居猛のニーチェア [家具]

新居 猛(にい たけし)  NYchair x(ニーチェアX)
date :1970年
material :ステンレス,木、綿
manufacturer / client :ニーファニチア /Japan
2010.12

日本の椅子。
日本の家具にも世界に誇れるモノはたくさんある。
コレはその一つ。ニーチェア。
R0019524.JPG

世界が模倣したと言われる新居猛の作品でMOMAにも収蔵されてる。

more


IKEAの眠りグッズ [家具]

少し日があいたけれど、IKEAお泊まり会でもらった眠りグッズの話。


まず枕。僕は普段仰向けで寝る。腰が痛いときは横向きで寝るので両方に対応できる「IKEA 365+ MJUK」にした。
他にも横向き、うつ伏せ用と忘れたけどたくさんの種類がある。
寝方によって枕の高さが変わるなんて知らなかった。
DSC_3906.JPG
そしてベッドカバーまで自由に選んだモノを頂いた。

掛け布団カバーと枕カバーはKAJSA STENを選んだ。

more


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:住宅

エンツォ・マーリのコーヒーテーブル 続編 [家具]

以前書いた記事で、僕が所持しているローテーブルは本当にエンツォ・マーリの作品なのかと問いかけたところわかさんがいろいろと教えてくれました。

DSCN4914.JPG
そしてその時に教えていただいた「Casa BRUTUS特別編集 無印良品の秘密!?」が手元に届きました。


おそるおそる中を開いてみると・・・載ってましたエンツォ・マーリ×無印テーブル。



more


エンツォ・マリのコーヒーテーブル [家具]

Enzo Mari (エンツォ・マーリ,エンツォ・マリ) ガラス天板コーヒーテーブル
date :2002年?
material :ガラス、木、スチール
manufacturer / client : MUJI(無印良品) / Japan
2010.11



無印良品といえば僕の中では、商品に有名デザイナーを起用しておきながら、その名前を出さないということをポリシーとして商品展開しているブランドというイメージが強い。

深澤直人やジャスパー・モリソンなんかが関わってるけど、僕の好きなエンツォ・マリもいろいろと関わっていた。
最近は方向性が違うといったようなことを以前書いたトークセッションでは言っていたけど。

DSCN4796.JPG
これはおそらく2002年頃にエンツォ・マリがデザインした無印のテーブル。
ガラス天板に木の枠組みと脚、そして黒い部分はスチール。


more


柳宗理のエレファントスツール [家具]

YANAGI SORI(柳宗理)      エレファントスツール
date :1954年、2004年
material :ポリプロピレン
manufacturer / client : Vitra(ヴィトラ)/Switzerland
2010.6

R0017148.JPG
我が家では食器も愛用している柳宗理のスツール。
通称<象脚>というらしい。
これは1954年にデザインされたモノが、ヴィトラから2004年に再復刻されたモノ。

2001年にはトム・ディクソンがハビタから復刻したこともある。
本当によいモノは生産中止になってもどこかで誰かが復刻してしまう気がする。
時代を超えて誰かが復刻したいとオモイ、商品として復刻してしまう。
デザインした者としてはこれ以上の喜びはないんじゃないかと想う。

本当は最初のコトブキ社かハビタ社のFRP素材のエレファントが欲しいけど、値段が・・・。

R0017147.JPG
エレファントスツールのこの曲線がすき。
なぜそう思うのか説明できないけど完璧という言葉があてはまる曲線だと思う。

海外では<オリエンタル・カーブ>と言って東洋人にしかよさが分からない微妙で完全なラインらしい。
最高の褒め言葉。オリエンタル・カーブ。

エレファントスツールはリプロダクト品が多いけど、このオリエンタル・カーブはなかなか模倣できない。


R0017151.JPG
ちょっと大人数来客のときのホスト側の椅子としてだったり、なかなかテーブルと高さが合いにくいソファのサイドテーブルとしてだったり、高いところのモノを取るときだったり、結構活躍シーンがある。


R0017154.JPG
ちびペキも座れます。
長女固まってますが。




にほんブログ村 インテリアブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 犬ブログ ペキニーズへ
にほんブログ村





リキのスツール [家具]

渡辺 力         リキ ロースツール
date :1965年
material :ダンボール
manufacturer / client : METROCS(メトロクス) /Japan
2010.9

日本の巨匠 渡辺力のスツール。
DSCN4233.JPG
DSCN4234.JPG
スツールは使いづらい、どうせなら背もたれが欲しいというイメージだったけど
ソファの足置きとして、ちょっとしたサイドテーブルとして、玄関での靴の脱ぎ履き用としてと
実は用途が広いことに気づいたのは結構最近。

このリキスツールは玄関で活躍してます。
今までいろんなモノを玄関スツールとして使ってたけど、軽くて圧迫感もなく床を傷つける
ことも無いこのリキスツールに勝るモノはなかった。
邪魔なときは軽く蹴飛ばせるし。


そして、だからかこれは実は2代目。
2年ぐらい前に1代目が我が家に来て愛用してたんだけど、こんなぼろぼろになったんで
また購入しました。DSCN4231.JPG
DSCN4232.JPG
ダンボールなだけあって水気に弱かった。

45年前にデザインされたモノがいまだ生産されている理由が分かる。
これだけモノが溢れてる中で同じモノを2回購入する確立なんてそうない。
安いし、カラバリの多さも重要。
また手に入れる楽しみがある。
DSCN4237.JPG

僕は基本的に一つのモノを使い込んで、愛着が高まったり、経年変化を楽しんだり
することが好きだけど、こういう楽しみ方もあるんだと思った。


DSCN4238.JPG
箱も中からこんなスツールが出てくるとは思えない感じがイイ。
プレゼントなんかにもいいかも。

ロン・アラッドのトムバックチェア [家具]

Ron Arad(ロン・アラッド) 椅子 Tom Vac(トム・バック)

date :1997年
material :ポリプロピレン、スチール
manufacturer / client :Vitra(ヴィトラ) /Switzerland
2010.6

R0014713.JPG
デザイナーのロン・アラッドの評価を一躍高めたのがこのトムバックという椅子。
脚がキャスターがついたトムロール、ロッカーのついたトムロックなんかもある。

カフェやショップで使われていたり、テレビでもよく見かける。
流行りモノというイメージで、流行るモノは飽きやすいイメージがあって、あまり印象は
良くなかったんだけど、一目見てから気になって、ついに我が家に連れて来ました。
1脚しか買えませんでしたが・・・。


連れて帰ってみると意外に大きい。存在感がある。
座ってみると包み込まれる感じで安心感がある。この形状は肘掛としても機能する。
シェルのリブは補強という効果もあるそう。
R0014717.JPG

後姿も秀逸で、空いた穴に脚を差込みスタッキングもできる。
後脚を見ると、ル・コルビュジェの 「機能はデザインに一致する」という名言を思い出す。
時代を超える名言とはこういう言葉のことだと思う。
R0014714.JPG

発表時にロン・アラッドはこの椅子をタワーのようにスタッキングしたそう。
スタッキングできるようにみえない椅子の特徴を上手くアートにしてる。
知ってからやるにはなんでもないただの積み上げかもしれないけれど、
その創造力が羨ましい。

R0014715.JPG
どうやらこのトムバックは2007年3月5日に店にやってきたらしい。
Vitraの最近の製品にはすべてこのようなシールが貼ってある。

イームズの作品を正規復刻することのできる2社のうちの1社というだけはある。
管理ひとつにしてもVitraという会社のモノへのオモイが伝わってくる気がする。





IKEAの書棚 [家具]

Annika Bryngelson 書棚 BILLY

date :1980年
material :
manufacturer / client :IKEA(イケア) /Sweden
2010.5

書棚が欲しくて北欧家具で探してましたが、高すぎて手が出ない。
そんなときSOURIのルームブログでみたイケアの書棚にヨメさんが魅かれ
我が家も真似させて頂きました。
ビリーの30周年限定品。

今までは一時期DIYにはまってたときの木製の自作の棚?を使ってました。
照明も取り付けて夜に灯すとCDの後から灯りが漏れて好きだった。
元々は脚がついててバーテーブルとして作ったモノ。
R0013999.JPG
オモイはすごくあるモノで10年ぐらい使ってたんだけど、あまりにごちゃごちゃなんで
心機一転してみました。

イケアの商品は基本自分で組み立て。
電動ドライバーやとんかちなんかを使って組み立てる。
R0014009.JPG

ユールもお手伝い。
R0014014.JPG

自作の棚も捨てがたかったけど、やっぱりこっちの方がまとまりあるなぁ。
R0014021.JPG





アルネ・ヤコブセンのエッグチェア [家具]

アルネ・ヤコブセンがSASロイヤルホテルを建てたときにデザインしたエッグチェア。
高すぎてとても買えない憧れの椅子。

そんなEGGのSEWING EVENTが5月4日梅田のイルムスで行われた。
R0013924.JPG
R0013889.JPG

デンマークのフリッツ・ハンセン社から来た職人さんにEGGの張り込みを
目の前で見せてもらえるというスペシャルなイベント。
未完成のEGGを見ることができる機会なんてもう2度と無いと思って予約して参加してきました。
R0013915.JPG

EGGの張り込みはファブリックよりレザーの方が力もいるし難しいとか、一つの
EGGの周りを縫うだけで熟練の職人さんでも3,4時間はかかるということ、
スワンの方が縫いはもっと難しいこと等いろいろ教えてもらいました。

縫い針は曲がった針を使ってました。
R0013926.JPG


縫いを見ている間、このEGGは完成したらどうするんだろう?
「今日見に来てくれた中でも、一番熱心に見ていた君にこのEGGをプレゼントしよう!」
って言われないかなぁと思いながらずっと見てた。

全くもってそんな美味しい話はなかったけど、フリッツ・ハンセンの装丁が豪華なカタログを頂いたり、
職人さんと写真撮らせてもらえたり、サインしてもらったり、久々に心躍るイベントでした。

エッグチェアって自宅に持っている人は少ないと思う。
そんなエッグチェアを持っている人が、10年以上使った感想を解説している記事を見つけました。
やっぱり魅力的だなぁ。

にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ
にほんブログ村

アルネ・ヤコブセンのセブンチェア [家具]

Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)  Seven Chair(セブンチェア)
date :1955年
material :
manufacturer / client :Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン) /Denmark
2009.1

北欧家具の王道セブンチェア。
王道すぎて避けてたんだけど、リサイクルショップにてB-テーブルと4脚セットで発見。
R0010225.JPG

今まで記事にしたモノたちも定価で購入したモノは全くと言っていいほど無いんだけど
これは群を抜いて激安だったんで、思わず衝動買い。
1997年製みたい。
R0010227.JPG

良いモノは高いモノが多くて、なかなか手を出せないけど、あせらず待ってれば
不意に目の錯覚かと思うような出会いがある。
その結果求めていなかった出会いでも、素晴らしいモノに出会えることがある。

このセブンチェアもそのひとつ。
硬いイメージがあったんだけど、意外と長時間座っても気にならない。
適度なしなりと、やっぱり木でできているんだなと思わせる独特の質感。

有名すぎてリプロダクト品が沢山あって、今まで見分けが付かなかったけど
所持してみると違いがなんとなく分かってきた。

モノを所持することによってそのモノを深く理解していける過程が好き。

邪魔なときはスタッキング。
R0010229.JPG

にほんブログ村 インテリアブログ 北欧インテリアへ
にほんブログ村

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。