十和田市現代美術館/西沢立衛 [アート]
西沢立衛
十和田市現代美術館
date. :2008年
place. :青森県十和田市西二番街10−9 /Japan
電話 :0176201127
開館時間 :9:00〜17:00
入場料 :1200円※建物外は無料
休館日 :月曜日
駐車場 :敷地内に駐車場あり
訪問月 :2020年10月
公式HP :https://towadaartcenter.com/
GoToトラベルを利用して東北1週旅行へ行った時の話。
青森県は美術館だらけで、廻りきれなかった。
先日書いた国際芸術センター青森から車で約1時間半。
ここからだと有料道路を使っても、使わなくてもたいして変わらない。
となると当然下道で。
弘前れんが倉庫美術館→青森県立美術館→国際芸術センター青森→十和田市現代美術館というルートでした。
※それぞれの美術館名をクリックすると記事に飛びます。
当日は秋田の出戸浜あたりからのスタートで少し遅れたので、最後の十和田市現代美術館17時閉店に結構ギリギリ。
見どころが多くて、建物の周りにも色々とあったけれど、暗くなってきたし全部は見きれなかった。
青森県の美術館を見ようと思ったら、青森だけで1泊してゆっくり見るのがおすすめです。
他にも隈研吾のトワーレとか安藤忠雄の十和田市民図書館とか前川國男の建物がいっぱいあるので。
十和田市現代美術館の設計は西沢立衛。
妹島和世とのSANAAで有名な人。石川県にある金沢21世紀美術館も良かった。
金沢21世紀美術館は、展示室の作品が常に入れ替わっているけれど、十和田は大半が恒久展示。
なので、近年では稀な作品ありきで設計しているそう。
昔行った豊島美術館も良かった。
これは内藤礼氏の作品のためだけに作られた西沢立衛設計の美術館。よく考えたら贅沢すぎる。
関西圏の方はSANAAとしての、和歌山県にある熊野古道なかへち美術館も小ぶりだけど、周りの自然に溶け込んだ良い美術館でした。
この十和田市現代美術館はコンパクトな美術館だけど、時間が全然足りなかった。
庭から屋上まで小さな建物をフルに使ってる。
屋上から見るとこんな感じ。
所狭しといろんな展示があるけれど、少し紹介すると
■ロン・ミュエクのスタンディング・ウーマン
おっきい
すごくリアル。指輪の食い込みまで。
よく見ると服の毛玉まで。
上に写真で部屋の奥によく見ると、フィリップ・スタルクのラ・マリーが置いてあった。
国際芸術センター青森にもあった椅子。
透明で作品の邪魔をしないから、美術館向きなんだろうな。
■スゥ・ドーホーのコーズ・アンド・エフェクト
よく見ると、全て人形。聞くと10万体ぐらいで制作しているらしい。
■アナ・ラウラ・アラエズの光の橋
外にもたくさんの作品がある。これはいつでも誰でも無料で見ることができる。
近所の人が羨ましい。
■草間彌生の愛はとこしえ十和田でううたう
■インゲス・イデーのゴースト・アンノウン・マス withユール&マーリ
■エルヴィン・ヴィルムのファット・カー
あっという間に日が暮れて。
そうして、十和田市現代美術館はさらに綺麗になった。